スタートアップ企業 各種支援
支援企業名ソラリスバイオ株式会社
「CGT Asia 2024」(中国で開催)での再生医療に関する技術講演
相談のきっかけ創業者の熱い想い:『再生医療及び周辺技術を日本の基幹産業にする』が起業を後押し!!
創業者の石川さんは、前職で培地開発等の事業に従事していたこともあり、『再生医療及び周辺技術を日本の基幹産業にする』という強い思いから自ら会社を起業することを決意。
2023年3月まで前職の職場で勤務し、2023年4月から「けいはんなプラザ・ラボ棟」に入居し事業をスタートさせるほど、強い想いとスピード感を持って行動を後押しした。
課題と支援内容起業は初めてで様々な事に不安が・・・、でも京都産業21の支援メニューを活用し不安解消!!
活動拠点の構築から資金調達、販路拡大のための認知度向上、更には将来の自社工場設立に向けた京都府の様々な制度を紹介・活用し多方面から支援を実施。
(支援内容)
(1)2023年1月:「けいはんなベンチャーセンター」入居申請、2月13日入居審査で登壇、合格し入居開始。(2023年4月から入居)
(2)2023年8月:「令和5年度 京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業」(Ⅰ事業創生コース)に交付決定、支援事業を推進。
(3)2024年1月30日:スタートアップ・アライアンス・リンク第7回<ヘルステック>
大企業とスタートアップをマッチングさせる完全オンライン型ピッチ会に登壇。
(4)2024年3月27日:京都スタートアップ支援 エンジェルコミュニティ第10回交流会に登壇。交流会登壇に当たり、重要ポイントのピッチコンサルティングを実施。
(5)2024年4月8日:「令和6年度 京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業」(Ⅱ事業化促進コース)を紹介、1次審査に合格し、2次のプレゼン審査も無事合格し、7月29日に交付決定。
(6)2024年6月6日:将来、培地の自社工場を京都府に設立したいとの想いもあり、京都府産業立地課 産業立地係を紹介。
(7)2024年7月2日:京都府スタートアップグローバル知財サポートデスクのメンター制度を活用し、「特許取得戦略」並びに「商標登録」、「海外特許出願」に関する相談を実施。
「Bio Japan(再生医療Japan)2023」(横浜で開催)での自社技術に関する講演
支援の効果起業して2年目のスタートアップ企業も、ピッチ会・展示会等に参加することにより認知度が向上、海外からの問い合わせも急増!!
様々なピッチ会や展示会(インターフェックスジャパン 等)に登壇・出展したことにより、大手国内企業や海外企業からも具体的な相談があった。起業2年目ではあるが知名度が向上したと実感しており、HPアクセス件数も5倍になった。
2025年3月期(2期目)の売上見込みも、設立時目標設定していた内容は達成の見込み。
担当者からのコメントスタートアップ企業にとっては、創業者の“熱い想い”と“スピード感ある行動”が重要である事が伴走支援で共有できた好事例!!
これまでの成功要因としては、自社の持つ「技術の強み」がバックグラウンドとしてある事も勿論だが、やはり、スタートアップ企業としては、創業者の事業に対する「熱い想い」と常に前向きなスピード感ある行動にも起因していると感じた。
最後に担当者として、石川さんから『京都府や関連機関にお世話になり、本当に京都府で起業してよかった。』とのお言葉を頂いたことが印象に残った。